タバコシバンムシと並んで貯蔵食品害虫として知られる。生き物

ジンサンシバンムシ・成虫は保温性がよく暖かい部屋では周年みられるが、西日本の気候では4月の中旬から下旬にかけての時期より出現しはじめる。

羽化した成虫は、4~12日の間は繭の中に留まって性成熟を待つ。

繭を食い破って脱出した成虫は摂食せずに10~21日間生存し、その間に交尾と産卵を行うが、産卵を終えていない大型の雌が1ヶ月以上生存した記録がある。

1個体の雌は20~60個の卵を産む。

卵は9日前後で孵化して活発に歩き回った後で食物中に穿孔していく。

通常終齢は4齢だが、温度が20℃以下になるなど環境が不良だと過剰脱皮が起こり、時には8齢に達することもある。

老熟して蛹になるまで最短条件の30℃相対湿度60~90%で約40日かかり、卵から成虫までの有効積算温度は 625日度という数値が得られている。

発育に適した温度帯はタバコシバンムシの25~32、5℃に対して、22~30度で、この範囲を外れると極端に発育が低下する。

温度の低下や食物条件の悪化がみられると蛹化が抑制されて耐久性のある幼虫の状態で耐えるので、越冬態は幼虫である。

東日本や西日本では年2 化経過し、北日本では1化のみである。
update:2010年02月18日